ここBayonは、
Angkor Thomの中心に
あります。
Angkor Thomは、
古代インドの宇宙感を持つ
都城で、このBayonは、
メール山(須弥山)を
模しています。
そして、
Angkor Thomの城壁は、
ヒマラヤの霊峰を、
環濠は大海を表しています。
東正面から遺跡に向かいます。
4面に観世音菩薩の顔が彫られた仏塔が林立しています。
デヴァダーと一緒に写真を撮ります。
第一回廊には、素晴らしいレリーフがあります。
チャンパ軍との戦闘に向かうクメール軍です。
上段の兵士は、馬に乗っています。
下段は、将校でしょうか、象に乗っています。
象に乗った将校と歩兵です。
クメールの歩兵の髪型は、角刈りです。
この兵士の髪型は、中国人の兵士です。
中央下には、ドラを鳴らす小柄な兵士がいます。
また、笛を上に向けて吹いている兵士もいます。
クメール軍に随行する兵站部隊です。
牛車や、頭の上に荷物を載せて歩く
女性や、子供もいます。
荷車の下方には、しゃがんで炊飯をしている人?
窯へ空気を吹き込んで火を焚いているのでしょう。
象の背中には、たくさんの荷物が積まれています。
下段の右方は、調理をしています。
左方は、人々が踊っているように見えます。
凱旋パーティー?
これは、ヒンドゥー教寺院が彫られています。
元々、ここは大乗仏教の寺院として造営されており、
ヒンドゥー教寺院は、後世に掘られた物です。
柱には、アプサラ(水の妖精、天女)が踊っています。
美しくレリーフが残っています。
こんなアプサラもいます。
良く似ているけど、ちょっと違います。
Tonle Sap湖での戦いの場面です。
チャンパの水軍です。
チャンパの兵士は、長髪です。
水中に落とされた兵士もいます。
下方中央辺りには、陸地に逃げた兵士が
虎に襲われて木の上に逃げています。
水中に落とされた兵士がワニに食べられています。
でかい魚も泳いでいます。
水中に落とされた兵士がワニに食べられている場面の
拡大写真です。
虎が人におおいかぶさり、首の裏側に噛みついています。
これは、子供をあやすお母さんのようです。
これは出産のシーンのようです。
上部に魚が見えるので、
Tonle Sap湖の湖岸の東屋で
出産しています。
中央に横たわっている人が、妊婦さんです。
Tonle Sap湖には、魚やワニがいます。
湖岸では、人々が闘鶏を楽しんでいます。
上段は、一人が足を蹴り上げているように見えます。
武道大会でもやっている?
下段は、囲碁をしています。
チャンパの水軍です。
魚を串刺しにして、串焼きをしています。
頭の上でスパイスを運んでいる人、
子豚を釜茹でにしようとしている人、
麺をこねている人達がいます。
木の上には、猿が見えます。
第一回廊後方に見える祠堂です。
第一回廊南面の中央階段を登ります。
階段は、かなり急です。
観世音菩薩像をバックに撮影です。
祠堂の4面に観世音菩薩の顔が彫られています。
いたるところに観世音菩薩の顔があります。
これは、2003年の撮影です。
これは、2006年の撮影です。
2003年と2006年で同じ写真を撮ってます。
ここは、観世音菩薩の顔が3つ並んで見える撮影スポットで、
ガイドさんに勧められるがままに一枚撮りました。
こんなところに座っているのは誰だ。
すみません。遺跡は大切にしなければ。
窓を通して観世音菩薩の顔を見たところ。
ここは、観光客の人気の写真撮影スポットと言う事です。
大人の身長だと、観世音菩薩とのキスシーンが取れるようですが、
子供では、唇の位置が届きませんでした。
インドラ神のまぐさ石です。
インドラ神は、
3つの頭を持つ聖象アイラーヴァタに乗っています。
ガンボジアの200R紙幣に載った観世音菩薩像です。
(2003年撮影)
「クメールの微笑」と言われています。
同じ観世音菩薩像を、少し角度を変えて見たところ。
(2006年撮影)
ガルーダ像です。
Bayonの中には井戸があります。
遺跡の建物内に井戸があるのは、めずらしい。
覗くのが、怖い。
真っ暗なので、フラッシュで撮影しました。
回廊の屋根です。
ゴーヴァルダナ山を持ち上げるクリシュナ
です。
破風に彫られたレリーフです。
中央一番上は、仏陀でしょうか。
一通り見学して、外に出ます。