Bayon : 林立する観音菩薩の顔

 訪問日

 08Feb2003、16Dec2006

 創建者

 Jayavarman 7th
 創建年代  12 th
 建築様式  Bayon Style
 宗教  大乗仏教




ここBayonは、Angkor Thomの中心に
ある。

Angkor Thomは、古代インドの宇宙感を持つ都城で、このBayonは、メール山(須弥山)を模している。
Angkor Thomの城壁は、ヒマラヤの霊峰を、環濠は大海を表している。

























東正面から遺跡に向かう。






















4面に観世音菩薩の顔が彫られた仏塔が林立している。






















デヴァダーと一緒に。


























第一回廊には、素晴らしいレリーフがある。 

 
チャンパ軍との戦闘に向かうクメール軍。

























上段の兵士は、馬に乗っている。







下段は、将校であろうか、象に乗っている。


















 
象に乗った将校と歩兵。
クメールの歩兵の髪型は、角刈りだ。






 




















この兵士の髪型は、中国人の兵士だ。 








 
















中央下には、ドラを鳴らす小柄な兵士がいる。
また、笛を上に向けて吹いている兵士もいる。

























クメール軍に随行する兵站部隊。
牛車や、頭の上に荷物を載せて歩く女性や、子供もいる。


























荷車の下方には、しゃがんで炊飯をしている人?
窯へ息を吹き込んで火を焚いているのであろう。

象の背中には、たくさんの荷物が積まれている。




































下段の右方は、調理をしている。
左方は、人々が踊っているように見える。
凱旋パーティー?













これは、ヒンドゥー教寺院が彫られている。
元々、ここは大乗仏教の寺院として造営されており、ヒンドゥー教寺院は、後世に掘られた物。
























柱には、アプサラ(水の妖精、天女)が踊っている。




























 美しくレリーフが残っている。




























こんなアプサラも。
良く似ているけど、ちょっと違う。


























Tonle Sap湖での戦いの場面。



チャンパの水軍。
チャンパの兵士は、長髪だ。



水中に落とされた兵士もいる。




下方中央辺りには、陸地に逃げた兵士が虎に襲われて木の上に
逃げている。











 

水中に落とされた兵士がワニに食べられている。










でかい魚も泳いでいる。




















 
水中に落とされた兵士がワニに食べられている場面の拡大写真。

































虎に人におおいかぶさり、首の裏側に噛みついている。

































これは、子供をあやすお母さんのようだ。



























これは出産のシーンらしい。

上部に魚が見えるので、Tonle Sap湖の湖岸の東屋で出産している。








中央に横たわっている人が、妊婦さんであろう。















Tonle Sap湖には、魚やワニがいる。

湖岸では、人々が闘鶏を楽しんでいる。



























上段は、一人が足を蹴り上げているように見える。
武道大会でもやっている?












下段は、囲碁をしている。



















チャンパの水軍。


























魚を串刺しにして、串焼きしている。
頭の上でスパイスを運んでいる人。
子豚を釜茹でにしようとしている人。
麺をこねている人達がいる。

木の上には、猿が見える。






















第一回廊後方に見える祠堂。






















第一回廊南面の中央階段を登る。
階段は、かなり急だ。


























観世音菩薩像をバックに。



























祠堂の4面に観世音菩薩の顔が彫られている。



























いたるところに観世音菩薩の顔がある。
これは、2003年撮影。





















これは、2006年に撮影。
2003年と2006年で同じ写真を撮った。

ここは、観世音菩薩の顔が3つ並んで見える撮影スポットで、ガイドさんに勧められるがままに一枚撮ってしまった。


















こんなところに座っているのは誰だ。
すみません。遺跡は大切にしなければ。






















































窓を通して観世音菩薩の顔を見る。






















ここは、観光客の人気の写真撮影スポットらしい。

大人の身長だと、観世音菩薩とのキスシーンが取れるらしいが。
子供では、唇の位置が届かない。

























インドラ神のまぐさ石。












インドラ神は、3つの頭を持つ聖象アイラーヴァタに乗っている。





























ガンボジアの200R紙幣に載った観世音菩薩像。(2003年撮影)
「クメールの微笑」と言われている。


























同じ観世音菩薩像を、少し角度を変えて。(2006年撮影)



































ガルーダ像。



















Bayonの中には井戸がある。
遺跡の建物内に井戸があるのは、めずらしい。

覗くのが、怖い。
























真っ暗なので、フラッシュで撮影。






















回廊の屋根。






















ゴーヴァルダナ山を持ち上げるクリシュナ






















破風に彫られたレリーフ。





















中央一番上は、仏陀であろうか。































一通り見学して、外に出る。











































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