シヴァ神の結婚式
私が上村勝彦氏著の「インド神話」の中で読んだシヴァの結婚に関する話の要約は以下。
シヴァは、妻のサティーを失った後、ヒマラヤで苦行を積んでいた。
それを知ったヒマラヤ王は、娘ウマー(サティーの生まれ変わり)にシヴァの身の回りの世話を指示。
そして、シヴァのウマーに対する恋情をかきたてる為に、インドラ神が愛神カーマを派遣。
愛神カーマが、恋の矢をシヴァに向けて射ようとした時、シヴァに見つかってしまい、シヴァの第3眼が火焔を発し、カーマは灰と化してしまう。
それから、ウマーはシヴァの愛情を得る為に、苦行に身をゆだねる。
そこへ苦行者がやって来て、シヴァの悪口を並べたてるが、ウマーはそれに反論し、シヴァに対する愛情で占められていると言う。
本当は、その苦行者はシヴァで、シヴァの姿に戻り、シヴァはウマーと結婚する。
ちなみに、シヴァに焼かれて灰となった愛神カーマは、シヴァとウマーが結婚することにより、カーマは再び姿を取り戻した。
シヴァとウマーが結婚するまでには、長い話があったようだ。
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