この遺跡は、Baphuonの北西に位置する王宮の周壁内、ほぼ、中央に位置する。
遺跡を、東から見たところ。
見てわかるとおり、ピラミッド状の遺跡であり、ピミアナカス(正式にはピミアン・アカーハ)は、「天上の宮殿」と言う意味らしい。
遺跡は、3層の基壇と、その上の回廊と祠堂で構成されている。
各基壇の角には象の彫像が、また、各基壇の階段の両脇には、
シンハの像が配置されてる。
東側の階段の右側、一番下のシンハ像。
東側面。
これは、北面の階段に向かって左側に一体のみ残っているシンハ。
3層の基壇の上部には、回廊が残っている。
そして、回廊の中心にあった祠堂のドアフレームが残っている。
一番頂上から、登って来た階段を見下ろす。
急だ。
地上には、レリーフが残っていた。
最後に、この遺跡には、以下のような伝説が残っている。
ピミアナカスの塔には、9の頭を持つナーギー神(蛇神で、ナーガが男性、ナーギーが女性)が宿っていた。
そして、毎夜、美しい女性に姿を変え、王は、妻と交わる前に、ナーギー神と交わらなければならなかった。
もしも、怠ると王は早死にすると信じられていた。
と言う事で、夜な夜な王は、このピミアナカスの階段を登って行ったのであろうか?