Prasat Suor Prat  :  綱渡りの踊り子

 訪問日

 08Feb2003、 16Dec2006

 創建者

  Jayavaruman 7th
 創建年代  End of 12th
 建築様式  Bayon Style
 宗教



この遺跡は、王宮前広場の東側、象のテラスの向かい側、勝利の門へ通じる道を挟んで南北に6基ずつ、計12基の
祠堂から成っている。

遺跡の名前は、「綱渡りの踊り子」を意味するらしい。


塔の間に渡した綱を、踊り子達に綱渡りを
させ、王が象のテラスから見物したと言う説が
ある。

右の写真は、Preah Pithuの祠堂T(北西)から、
眺めたところ。
整然と並んでいる。





















また、中国の元朝の使者 周達観は、
「真臘風土記」の中で、以下のように書き残している。

2家族間で抗争が起こり、真偽がわからない
場合は、2つの祠堂の中に別々に監禁する。
塔の外では、お互いの家族が見張っている。
2日、3日すると、誤りを犯した者には、潰傷、
または、発熱などの症状が表れてくる。
正しい者は病気にならない。これを天啓と言い
曲直を土地神の霊により裁判する。

抗争を解決する裁判に使用されていたらしい。


右写真は、北東から見たところ。











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