象のテラス  :  閲兵が行われたテラス

 訪問日

 08Feb2003、 16Dec2006

 創建者

 Jayavaruman 7th、 Renovated by Jayavaruman 8th
 創建年代  End of 12th、 Renovated in end of 13th
 建築様式  Bayon Style
 宗教



この遺跡は、Bayonの北に位置し、王宮前広場に面した
テラスで、北側にあるのがライ王のテラス で、南側にある
のが象のテラスである。

かつては、ここで王族達が、閲兵を行っていた。




















3ヶ所ある象のテラスの東正面階段の両脇には、
3つの頭を持つ象アイラーヴァタの像がある。























象のテラスの北側のエリアは、テラスの内部に下りる階段があり、
その内部にレリーフが残っている。

象の鼻で遊ぶ子供の像。
右写真は、その象の鼻先の子供をズームUPしたもの。

























こんなレリーフもありました。































聖象アイラーヴァタ。
3つの頭を持つ。また、インドラ神の乗り物である。



























5つの頭を持つ神馬ヴァラーハ。
観音菩薩の化身と言われている。

しかし、ヒンドゥー教の世界では、ヴァラーハは、大地が洪水となり、水中に没した時、ヴィシュヌ神の第3の化身として猪となって巨大化し、猪の牙で大地を持ち上げて救った。

このヴァラーハが、仏教の世界では、観音菩薩の化身となったのであろう。

ガンボジアの遺跡Neak Peanにも観音菩薩の化身としてのヴァラーハの像がある。



















これも神馬ヴァラーハ。























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