Khleangは、倉庫を意味します。
よって、ここは王室の宝物庫であったのかもしれません。
また、一方で、13世紀末に、この地を訪れた周達観の「真臘風土記」によると、
賓客の宿泊施設と紹介されています。
Khleangは、王宮前広場、
象のテラス
の正面、
Prasat Suor Prat
の背後(東側)に位置します。
王宮前広場から
勝利の門
へ向かう道を挟んで南北に対象に、South KheangとNorth Khleangがあります。
但し、South KheangとNorth Khleangは、建造者、建造年が異なり、
元々、一対の建物として建立されたものでは無いようです。
私が訪れたのは、North Kheangです。
よって、North Khleangの平面図を紹介します。
資料をみながら適当に描いたので、サイズフリーです。
Khleangの最奥部(東端)の祠堂に、北から向かいます。
正面に、経蔵が見えます。
その左の木の陰に、祠堂があります。
その祠堂を、北から見たところ。
偽扉が見えます。
祠堂を西から見たところ。
扉の左右の壁龕には、
デヴァダーのレリーフがあります。
左側の壁龕のデヴァダーです。
右側の壁龕のデヴァダーです。
その祠堂から、まっすぐ西を見たところ。
正面に、もう一つの祠堂が見えます。
その向こうにKhleang(倉庫)があります。
Khleang(倉庫)です。
Khleangの東面の
破風とまぐさ石です。
Khleang様式のまぐさ石です。
彫刻の施された八角形の付柱です。
Khleangを西から見たところ。
クメール遺跡は、
通常のケースでは、
東が正面となっている事が多いですが、
この遺跡は、西側、王宮側を正面としています。