聖象アイラーヴァタに乗るインドラ神

インドラ神は、バラモン教、ヒンドゥー教の神です。
神話世界を代表する英雄神で、武勇の神、雷を操る雷霆神です。
そして、黄金の肌を持ちます。 手には武器のヴァジュラ(黄金杵)を持ち、聖象のアイラーヴァタに乗ります。

インドラ神にまつわる話は以下です。
魔人ヴリトラが、天界を脅かし、ひどい干ばつを起こして民衆を苦しめていました。
神々と人々は、インドラ神に助けを求めます。
インドラ神は、ソーマ酒をあおり、雷を発するヴァジュラ(黄金杵)を手に戦車を駆りたて、
魔人ヴリトラに勝利します。

日本では、帝釈天として、知られています。


 遺跡: Prasat Puai Noi / Khon Kaen

東塔門西面の破風です。
破風の中央に、3つの頭の聖象アイラーヴァタに乗るインドラ神が彫られています。


南側の祠堂のまぐさ石です。

3つの頭の聖象 アイラーヴァタの姿は見えますが、
その上に乗っていたであろうインドラ神は削り取られています。


 遺跡: Ku Pram Cham Sin / Nakhon Ratchasima

中央祠堂上部のまぐさ石です。
3つの頭を持つ聖象アイラーヴァタに乗るインドラ神が彫られています。


 遺跡: Prang Thong / Nakhon Ratchasima

中央に、片膝を立て、手を振り上げているのはインドラ神です。
3つの頭を持つ聖象アイラーヴァタに乗っています。


 遺跡: Prasat Phanom Wan / Buriram

Mandapa(拝殿)の東側入り口上部のまぐさ石です。
かなり磨滅していますが、3つの頭を持つ聖象アイラーヴァタと、その上に座するインドラ神の姿が見えます。


 遺跡: Prasat Phimai / Nakhon Ratchasima

Mandapa(拝殿)の東側入り口上部の破風です。

最上部は、聖牛ナンディンに乗ったシヴァ神です。

そして、その下段に、左から
聖鳥ハンサに乗ったブラフマー神、削り取られてわかりにくいですが
聖象アイラーヴァタに乗ったインドラ神、そして、ガルーダに乗ったヴィシュヌ神がいます。


 遺跡: Phimai国立博物館 / Nakhon Ratchasima

この破風は、 Prasat Muang Tam の主祠堂東側入り口上部にあった物です。
現在は、Phimai国立博物館へ展示されています。


このまぐさ石は、Ampoe Ban KruatのPrasat Ban Prasatにあったと説明が有りました。
おそらく、 Parasat Thong遺跡 にあったまぐさ石だと思います。


このまぐさ石は、出土場所不明です。
3つの頭を持つ聖象アイラーヴァタと、その上に乗るインドラ神に躍動感があります。


 遺跡: Wat Pho Yoi / Buriram

Wat Pho Yoiには、全部で5本のまぐさ石があります。
その内の3本が、聖象アイラーヴァタに乗るインドラ神のまぐさ石です。




 遺跡: Prasat Anan / Surin

聖象アイラーヴァタは、右を向いており、
右手にヴァジュラ(黄金杵)を持ったインドラ神が乗っています。


 遺跡: Prast Ban Pluang / Surin

祠堂東側入り口上部のまぐさ石です。
聖象アイラーヴァタは右を向いており、その上にインドラ神が座しています。


祠堂北側の偽扉の上部の破風です。
聖象アイラーヴァタは左を向いており、その上にインドラ神が座しています。


南側偽扉上部のまぐさ石ですです。
3つの頭を持つ聖象アイラーヴァタは正面を向き、その上部に、インドラ神が乗っています。
但し、インドラ神の顔は、削り取られて無くなっています。


 遺跡: Prasat Sang Sin Chai / Surin

3つの頭を持つ聖象アイラーヴァタの上に座していたであろうインドラ神は、削り取られています。
また、ペンキを塗られた跡が、痛々しい。


 遺跡: Prasat Khampaeng Yai / Sri Saket

主祠堂の東側の房室を入ると、主祠堂への入り口があります。
その入口上部のまぐさ石です。

聖象アイラーヴァタは、左を向いており、その上にインドラ神が座しています。
但し、インドラ神の顔は削りとられています。


 遺跡: Prasat Ta Leng / Sri Saket

地面に置かれていた祠堂の入口上部に使われていたと思われるまぐさ石です。
聖象アイラーヴァタは、左を向いており、アイラーヴァタの上にインドラ神が乗っています。


 遺跡: Prasat Yer / Sri Saket

3つの頭を持つ聖象アイラーヴァタの上部に、ヴァジュラ(黄金杵)を右手に持つインドラ神が座しています。


 遺跡: Phra That Narai Chengweng / Sakon Nakhon

祠堂東側入り口上部のまぐさ石です。
左向きの聖象アイラーヴァタの上部へ、インドラ神が座しています。


 遺跡: Ku Kasingh / Roi-Et

3つの頭を持つ聖象アイラーヴァタに乗るインドラ神のまぐさ石です。
中央の頭は正面、両側の頭は、完全に真横を向いています。


これは別のまぐさ石です。
このまぐさ石の聖象アイラーヴァタの頭は、ひとつですです。


 遺跡: Preah Vihear ( Khao Pra Viharn ) / Gambodia

遺跡の最上部、崩れた主祠堂を囲む廻廊の東側入り口上部のまぐさ石です。
聖象アイラーヴァタに乗っているインドラ神が彫られています。


 遺跡: Angkor Wat / Gambodia

中央に3つの頭を持つ聖象アイラーヴァタに乗るインドラ神が描かれています。


 遺跡: 南大門 / Gambodia

Angkor Tomの南大門の両脇には、3つの頭を持つ聖象アイラーヴァタと
その上にインドラ神の像があります。

そして、南大門を抜けて、ふり返ると、両脇に聖象アイラーヴァタに乗る
インドラ神があります。


 遺跡: Bayon / Gambodia

まぐさ石中央に、3つの頭を持つ聖象アイラーヴァタと、その上に座するインドラ神が彫られています。


 遺跡: Lo Lei / Gambodia

4基の祠堂の内、東北の祠堂の東側入り口上部のまぐさ石です。
聖象アイラーヴァタに乗るインドラ神が彫られています。
象の鼻が、太くたくましい。


 遺跡: Banteay Srei / Gambodia

東塔門の破風です。
3つの頭を持つ聖象アイラーヴァタの上に座するインドラ神が彫られています。


中央祠堂前殿の東側破風です。
3つの頭を持つ聖象アイラーヴァタの上に、片膝を立てたインドラ神が乗っています。


北側経蔵の東側破風です。

火神アグニが、ガンダヴァの森に住むナーガのタクサカを殺す為に火事を起こします。
その火事を消そうと、3つの頭を持つ聖象アイラーヴァタに乗るインドラ神が、雨を降らせています。
(破風の上部)

また、破風の下段では、森の中で、動物や人間達が、雨を避けながら動揺しており、
森の左右で、クリシュナと、その兄のバララーマが、雨が降りすぎないように、矢を射ています。
破風の中段の斜線は、雨ではなく、矢を表現しています。
(マイケル・フリーマン著「遥かなるアンコール」(RIVER BOOKS)による。)

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